土人形 · 2023/11/12
今回は根子町人形・天神の再現をしてみました。 染料など全体的に剥離していてそのままの再現は難しいので、他の資料にある同じ型から作られた天神や、他の型での天神などを参考に絵付けをしました。

土人形 · 2023/06/27
何とか完成しました! 博物館、郷土資料室の人形を参考に作成してきましたが、再現する人形の状態も完全ではない為、目視での判断で色を付けた部分もありました。 顔料などを分析してもらえれば成分で色が判るのですが、なんせ一般人ですのでそんなことは出来ず……。 これからか人形について研究してくれる方が出てくるのを期待したいと思います……。...

土人形 · 2023/06/16
染料・蘇芳で彩色します。 今回、黄色の部分は染料はクチナシを使用しました。黄色は他にキハダも使われているようです。黄色についてはもう少し調べておこうと思います。 蘇芳については宮城県の堤人形、岩手県の花巻人形、山形県の相良人形などに使われています。...

土人形 · 2023/05/31
現在三つの型を製作したので、順次型をとって乾燥させ焼成までできました。

土人形 · 2023/05/21
根っ子町人形のイラストを四点描いてみました。 根子町人形は堤人形の工人から技法を学んだといわれており、絵付けもその影響を受けているようです。 春駒の着物の袖の部分は「白梅に松葉くずし」で、堤人形にも描かれています。 (福島県立博物館収蔵)

土人形 · 2023/05/11
貼る和紙について。 素焼きした後、和紙を貼る作業が根子町人形にはあります。 文化財調査報告書によると粘土の質が悪く脆い為和紙が貼られていると書かれているのですが、実際の人形を観察し作業していくと、和紙を貼る理由が他にもあるのではと思いました。 報告書の中には...

2023/04/26
静御前の彩色図を描いてみました。 下の柄は根子町の柄では多い白梅松くずしですが上部の模様は知っている資料の中ではこの静御前でしかみられません。(他にご存じの方がいらっしゃったら教えていただけると有難いです…。)...

土人形 · 2023/04/24
焼成が終わりました。 下の写真が焼成前後の人形です。 左が福島県立博物館所蔵のものになります。梅宮茂氏解説の「根っ子町土人形」には、静御前とあります。 彩色がはっきりしていないので後ほど絵にしたものを載せておきます。...

土人形 · 2023/04/17
人形の原型づくりをして石膏型を作成するところまできたので粘土をつめていきます。 今回製作したのは前回の作り直しの「春駒」と「静御前」、「鯛乗り恵比須」の3つです。 春駒と静御前は「福島市文化財調査報告書」、「根っ子町土人形」(梅津喜雄フォトグラフⅠ・梅宮茂解説)に掲載されており、福島県立博物館に収蔵されているものです。...

土人形 · 2023/04/02
前回からだいぶ間が空いてしまいました。 福島市の資料を閲覧した後、写真の整理、人形の型作りをしつつ粘土作りをしておりました。 焼き物などについて全くと言っていいほど知識が無いので………とりあえず色々と試しています。 現地の粘土を使えば簡単なのかもしれませんが、今はそれが難しいので、撮影した人形を参考に作っております。...

さらに表示する